ラッセンの絵はマンネリだといって嫌う人がいます。

しかし世の中にマンネリでない人などいるでしょうか。

私なりの意見をまとめてみました。

◎世の中の人はみんなマンネリ。

それがなぜ悪い?

絵を鑑賞したり浸ったりするのに、作家のマンネリズムを気にしたり否定したりする必要はありません。

それが作家の作風というものであり個性です。

どんなジャンルのどんな人にでもマンネリはあります。

ラッセンがマンネリなだけではなく、世の中の画家や作家、芸人、歌手なども、みんなマンネリズムの体現者です。

そうでなければその作家や芸人の個性は人に浸透していかないのです。

「マンネリズムのすすめ」という著作物の中では、“力まない、燃え尽きない、ゆったりした成熟の生き方”としてマンネリを推奨しています。

◎ラッセンはたまたま1つの作風でヒット作を連発。

芸人はギャグが一発ヒットすれば一生食えるといい、歌手もたった一曲のヒットで何十年も有名でいられます。

印税も途切れることなく入ってきます。

たしかにマンネリと飽きられる境目は存在しますが、それを否定できるような“毎日新しい日々を送っている人”など1人もいません。

クリスチャン・ラッセンという画家は、海に憧れるあまり、それを題材に海の神秘と触れあいをテーマに描きつづけているだけです。

◎絵のコレクターは気に入った作家の作品ばかりを何十点も集めています。

ラッセンのファンも同じです。

ラッセンの絵で毎日癒やされている人がいることを知ったら、ラッセンも感動することでしょう。

おかしいことではありません。

それでいいのです。

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